以白会とは

東日本唯一のプロフェッショナルな表具師による

表装研究団体です。

 

様式にとらわれない「造形表装」の考えを、創始・実践し、現在も継承している団体としても知られています。

 

昭和11年結成以来、80年以上の歴史を持ち、東京で定期的に会合を持っています。

 

主な活動としては、年1回、銀座鳩居堂にて表装の展覧会を開催しています。

 

その道のエキスパート13名により構成されており、

現代生活に即した掛軸表装を提案し続けています。

以白会の名称について

<白を以って会とする>


「以白」とは、“白を以ってする。”あるいは“白より始める。”の意味です。

この場合の「白」は単なるwhiteではなく、老荘思想:道(TAO)の「白」のこと。空白の「白」、何も無い状態を表します。

 

以白会は、物事に対して“白を以ってする”、“白より始める”ことを理想としています。何ものにもとらわれず、白紙の状態から始めようとする考え方を基本としています。

 

「以白」の出典は詳らかではありませんが、本会の基本姿勢を表していると考えられます。

  先人たちは、美しい響きを持った佳い名称を残してくれました。

以白会表装展

第93回

2024年

9月3日(火)〜8日(日)

A.M.11時〜P.M.6時

(最終日P.M.5時)

銀座鳩居堂3階画廊